
黄土漢方蒸し(よもぎ蒸し)とは、全身の皮膚や粘膜から漢方薬草のスチームを吸収させ、身体の芯からあたためる民間療法です。韓国で漢方蒸しは、出産直後の子宮復古を順調に進めるために600年以上も昔から用いられていたそうです。古くから女性には欠かせないアイテムだったんですね。
今も昔も変わらず、身体は体温をあげる事により免疫力が上昇し、元の元気な姿により早く戻す事ができます。そして漢方の成分を吸収する事で身体の不調を整えてくれます。それらの相乗効果で、冷えが原因といわれる、肩こり・頭痛・倦怠感・むくみ・腰痛・不眠・めまい・低血圧などの諸症状が軽減され、自然治癒力を高めていきます。その大切や役割を果たすのが「黄土漢方蒸し(よもぎ蒸し)」なのです。
◆◆◆ 全身蒸し ◆◆◆

着衣を全て脱ぎ、専用のマントを被り全身を覆います。黄土の座器ごとマントですっぽり覆うような形で座っていただき、座器の穴からのぼってくる薬草のスチームをマント内に行きわたらせ全身を蒸します。
◆◆◆足蒸し◆◆◆

下着は着用のまま、ガウンに着替えていただきます。座器の前に置いたローチェアに座った状態で、両足を座器に乗せ、太ももの付け根までをマントで覆ってマントのスゾ部分を座器にかぶせ足全体を蒸します。生理中の方におすすめしております。ふくらはぎは第二の心臓。あたためることにより血液を心臓に戻すポンプ作用が働き、全身の血流がよくなり身体がじんわりと気持ちよくあたたまります。
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